モノラルパワーアンプです。
って何よ?
なんて言われそうですね。
オーディオのアンプで普通はプリメインアンプって一体型なんですが、これはプリアンプとパワーアンプが分かれたセパレートアンプっていうもので、プリが音をコントロール(切替とかトーンとかボリュームとか)して、パワーアンプがスピーカーをドライブするパワーを生み出すものです。
パワーアンプは単純に電気信号を増幅する装置なので写真で見るようにつまみ(操作部)が一切ありません。殆ど電源の塊です。ちなみにこれの大きさは幅20cm×高さ15cm×奥行40cmというようかんみたいな形。
パワーアンプも普通はステレオで2本のスピーカー用に出力があるんですが、これはモノラルなので1本のスピーカーにしか出力できません。つまりステレオにするにはこれが2個必要ってことです。
一応知る人ぞ知るトリオの名機L-07M‥の弟分←チョとせこい。
弟分といってもL-07M程重厚な音の厚みはない代わりに繊細で高解像な中高域が持ち味‥
とか独り陶酔しても解らないって‥(^_^;
TRIOってメーカー名なんですが、知る人は少ないかも。
今はケンウッドという社名に変わっています。
もう本格的なピュアオーディオは作ってませんね。
これを買ったのは学生の頃で1ヶ月ぐらい毎日のように電気屋さんに通っていろんなアンプを切替え音を聴きまくって決めた思い出の品です。
と、やたら前置きが長くなってしまった(^_^;
このL-05Mは元々ステレオ用に2台とプリアンプをセットで持っていたんですが、プリともう1台L-05Mのは寿命が来て御陀仏。
この一台だけが残っていたんですが、モノラル1台でどうすんねん!な訳ですよね。
そこで今回Dell380を使ってのマルチチャンネル化の為にセンタースピーカー用のパワーアンプとして復帰。
Dell380のサウンドカードはCreativeLabsの「Audigy 2 ZS Digital Audio」。24bit/192kHzDAコンバーターの7.1chSN比108dBとスペックだけは並のオーディオを凌駕しますが‥実際どうなんでしょ?
そして久々にL-05Mへ火を入れました。
音が出た時はちょっと感動~。
しかし音色が違いすぎる。力ありすぎ。独りで体脂肪率が低い筋肉質な音出してます。
センタースピーカーは暖色系の落ち着いた音色をしているんですが、元気が取り柄な後方で使ってるBOSEスピーカーが細身に聞こえる。後方スピーカーも小柄ながらDENONのパワーアンプなんで、弱っちくはない筈なんですけど。
なんて独りでオーディオ話に燃え上がっていますが、プリアンプ兼CDプレーヤーにもなってるDell380は今日も不具合なく快調です。初めのダダこねてたのは何よって感じ。
ちなみにレンダリング走らせたままサラウンド再生しても全く影響なし。その上Mayaまで立ち上げて操作してもストレスありません。
デュアルコアの威力なのか、グラフィックカードとオーディオカードが見事の分業してCPUが楽してるのかは解りませんが、CPU稼働率2個共にフル稼働でも操作に影響なく、画面が気持ちよく切り替わるのはちょっと嬉しい驚き。