レンダラーで被写界深度(フォーカスのボケ)を入れてレンダリングすることは普通ないのですが、試さないのも何なのでMentalrayでの被写界深度を使ってみました。
実際のカメラのボケ味とはかなり違いますね。それにザラザラ。これでも最小サンプル数を10に上げています。シェーダーはブリンですが34分もかかってまだザラついています。
レンダリングで直接ボケ味を付ける利点はポスト処理(ボケのない画像を出力して後からボケ味を付ける)とは違って手前でボケてる物がその後ろでピントが合っている物に影響しないこと。ここでは目にピントを合わせて手前に垂れる髪がぼけていますけど、ボケた髪の後ろの目に影響がない‥という点くらいでしょうか。
これもレイヤーで分けるという方法はありますね。それはそれで影はどうしようとかになりますけど。