AVC-4320に繋いでいるピーカーたち。
5チャンネルなのでスピーカーは5本。
■フロント左右はパイオニアのS-99T。
1988年11月購入
268(W)×960(H)×377(D)
35.5kg
トールボーイスタイルがこのスピーカーから始まったということはないですけど、今や当たり前になったホームシアター向けのひょろっとした格好のスピーカー。
画像の確認 画像の確認
バーチカルツインと名付けられた上下対称なスピーカーユニットの配置。
上下の20cmウーハーの音響エネルギーが中央に集中してツィーターの軸と一致するため理想の点音源に近づくという配置です。
画像の確認
ラウンドしてるバッフルは50mm厚もありユニットは更に内部でミッドマウントされています。
純度99.9%のセラミックカーボンでできた3cmツイーター。
このツィータも含め全てのユニットはアルニコマグネット(反応が速く低歪みといわれている)が使われています。ただ寿命が短いらしいので、20年経った今では当時の性能は無いと思います。
■サラウンドのリア左右を担当するのはのスピーカーはBOSEの111AD。
1988年購入
これは今でも売っているロングセラー。フルレンジスピーカーって小型でも今は少数派かも。
周波数レンジは狭いんですが良くまとまった音で、聞き疲れしないというのがこのスピーカーの良さです。
画像の確認
■センタースピーカーはサンスイのSP-1010。
1992年3月購入
270(W)×450(H)×339(D)
19.2kg
このスピーカーは予備知識もなく電気屋さんで試聴して、予算オーバーだけど気に入って買ってしまった。
画像の確認
そんなわけでこのスピーカーがどんなものだか長年知らずに使ってきました。
音色からして剛性高そうな音がします。 SP-1010は↓このSP100iというスピーカーの発展型最終モデルのようです。
なかなか銘器っぽい。
この最終型SP-1010はツィーターがカーボンに変わって高域の癖や伸びウーハーとの音色のつながりが改善されているようです。
画像の確認
このスピーカーもS-99T以上ともいえる剛性重視の設計がされていて箱内部の中央に配置されたX型のセンターバッフルにウーハーが固定されています。
2.5cmツイーターはFPカーボンと名付けられていますが見た目がS-99Tそっくり。もしや同じ素材では?と思ってしまいます。
そして21cmカーボンウーハー。基本的にツイーターとウーハーが同じ素材なのでウーハーとツィーターの音色の差が少なくS-99Tに比べてウーハーとツイーターのつながりが滑らか。S-99Tよりこれは数段上な印象。
オーディオを買う前は、じっくり時間をかけて雑誌などでいろいろ調べて、お店の販売員に相談して、最後はお店の試聴で聞き比べて‥販売員に製品を無作為に切り替えて貰ってどの製品のときに指が上がるかチェックして貰うという(ブラインドテストみたいな)方法で決めるというのがいつものパターン。
でもこのスピーカーのときだけは、ただ試聴のみ。
自分がサンスイを選ぶのは以外でした。それ以前はサンスイの製品を買ったことがない。
結果的には今持っているスピーカーではこのスピーカーが一番のお気に入り。
カーボンツィーター↓
画像の確認
黒いハードドームってなんか格好いいです。
カーボンウーハー↓
画像の確認
エッジが見えないインナーエッジ。よく見ると凝ってるんですよ~。
エッジが内側というのは工作がかなり難しいらしいですが音響的には利点があります。