ムービーのネタバレなので本編を見た方のみ限定
声はkazさんです
主人公エイジャのカット
このような本番のレンダリングは非常に時間がかかるので、制作中はPlayblast(ハードウェアレンダリング)で動画の確認をします。
作業画面では本番用のハイポリモデルではリアルタイム再生できません。
アニメーション付けは繰り返しリアルタイムで見なければキー打ちし辛いのですが、いちいちPlayblast(ハードウェアレンダリング)で確認していては時間を食ってしまいます
そこでモデルを消してjoint(ボーン)のみで再生してみます
ジョイントのみの表示
これでは細かな動きどころか何してるのかもが判りません
そこでダミーボディー(ローポリの仮ボディー)を仮にジョイントに付けておきます
レンダリングの時はこのダミーボディーを非表示にしてレンダリング用ボディーを表示
ダミーボディーのみを表示
これくらい軽いモデルならば作業画面上リアルタイム再生できます
ちょっとローポリ過ぎたか(^_^;
目の動きやリップシンクなどパーツ毎に確認したいものはパーツだけ表示して確認します
ジョイントとパーツのみを表示
睫毛を表示してるので、目の開け具合や瞳の位置が目蓋の輪郭のどこにあるかは分かります
視線はキャラクターの意思が何処に向いているかを表す重要な要素です
そこで視線の向きを決定するターゲットを置きます
注視点ターゲットのオブジェクトはレンダリングの時に非表示にします
視線用ターゲットを設置
表情はレンダリング用(本番用)ボディーを表示しないと付けられません
ここから先はPlayblast(ハードウェアレンダリング)で確認していきます
本番用ボディーでのPlayblast
眉の動きなどを確認する為テクスチャー表示をしてPlayblastします
表情のPlayblast
微調整を加えカメラワークも決定します
カメラワークを決定したPlayblast
背景はキャラクターを撮影するカメラと同じ動きでレンダリングして別に用意します
背景のPlayblast
髪の毛のアニメーションを付けます
最後に背景ムービーをカメラのバックとして差し込んみPlayblast
レンダリング前の最終確認
この間にはライティングや質感の確認に何度も静止画をレンダリングしています